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◆「鉄棒サイコー」運動 |
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1977年以降、小学校学習指導要綱から 「鉄棒」 という文字が消えました。以来、じわじわと鉄棒運動は、授業の中から外されて来た訳です。
学校の成績に関係なくなってしまったのですから、親も子供に教えることはありません。学校の授業に逆上がりが出てくれば、その気になるのです。
子供の体力が落ちているのは、その親にすべての責任があります。物みなすべて 「金と便利」 という価値観になってしまったからです。
「私はそうでもない。」 と言う方がいるとしても、その方の家庭では車を乗り回していないでしょうか。今の車社会が、子供たちの遊び範囲をどれだけ狭めたか。 コンビニをよく利用していませんか? 小学生がエッチな雑誌を立ち読みしています。 子供の前で、タバコを吸っていませんか? 2階に上がるのに、階段を上らずにエスカレーターを利用していませんか? 電車の空席に親は座らず、我が子を座らせる。 食事中にゲームに興じていても指導するわけでもない・・・。 あ〜ぁ、ため息が出てしまう。
よ〜く、現在の子供の環境を見てあげてください。 近年、少子化が進み、兄弟もいなければ遊び相手もいない。 物騒な世の中、公園の一人遊びは怖くてさせられない。 友達どうし公園でキャッチボールをしようとしても禁止の立て札が・・。 塾通いで遊ぶ時間もない。 自然と親しみたくてもコンクリート、アスファルト。 親は、共働きで 「遊び」 の一つも教えてくれない。
そんな状況の中、「鉄棒」 まで無くなって行くことは、私には堪えられません。私は、ボランティアで、公園で逆上がりを10年にわたり指導してきましたが、手のひらにマメを作った子は居ても、怪我をした子はおりません。 が、しかしスベリ台やブランコでは、毎日のように子供の泣き声がします。 「鉄棒」 は、実は安全なのです。それに、子供は鉄棒にぶる下がるのが大好きです。人間の祖先は「サル」だったのですから当然なのです。
鉄棒サイコー!! 再興? 最高? どちらに捉えても結構です。鉄棒ブームをもう1度起こしたい。皆さんのお力をいただきたい。寄付金をくれとは言いません。是非とも、このホームページの表紙にある 「鉄棒保存ボタン」 にワンクリックをお願い致します。
ここに、賛同者100万人を目指して「鉄棒サイコー」運動を発足する次第であります。
アンチエイジング トレーナー 谷 満
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