「逆上がり
(さかあがり)
」 は、こうすればできる!
子どもたちにとって、この 「逆上がり」 をマスターすることは、成功する喜びを知るので、これからの勉強やスポーツをたのしく続ける力になります。逆を言いますと、無理やり 「逆上がり」 を教えて失敗しますと運動嫌いなお子さんになってしまいますので、このプリントを良く理解して指導に当たってください。
■逆上がり 基本の3運動
@ぶたの丸焼き
A持久懸垂(じきゅうけんすい)
B足抜き回り(あしぬきまわり)
この3つの運動をマスターした後で、
1.体を引きつけながら、足を上にけりあげる。
2.ヒジを伸ばさないようにして体を丸める。
3.お腹を鉄棒の上に巻きつけるようにして乗せる。
@ぶたの丸焼き
(ぶたのまるやき)
足を振り上げる力をつける。
鉄棒の下から鉄棒を両手で握り、両足を振り上げて鉄棒にからませる。
両足一度にできない場合、片足だけ鉄棒にからませた後でもう一方の足を乗せるようにする。
この技が簡単にできるようになれば、けり足の力はOKです。
A足抜き回り
(あしぬきまわり)
体を丸める力をつける。
順手で鉄棒にぶらさがり、体をダンゴむしのようにまるめて、両足を鉄棒と両腕の間をとおす。そのあと元のかたちにもどす。
お腹と背中の筋肉がつよくなる。この事で、お腹を鉄棒までひきつけることができ、最後に鉄棒の上にからだを正しくのせることができる。
この運動を5回連続できればOKです。
B持久懸垂
(じきゅうけんすい)
ヒジを曲げる力をつける。
あごを鉄棒より上になるようにして腕をまげ、あしを地面からはなす。
腕の力をつけることにより、逆上がりの体のひきつけを楽にする。
この状態で5秒間できれば、腕の力はOKです。
【お父さん、お母さんもやりましょう】
A足抜き回り と B持久懸垂 を親御さんも出来るようになって下さい。このような基礎体力をつける事は、健康増進の上でも重要なことです。1週間に1回の運動でも二の腕を細くし、ウェストを細くします。
【指導者】
タニミツ
(57歳)/
全日本器械体操選手権大会 2年連続出場
★
公園鉄棒クラブ ホームページ
http://sakaagari.www2.jp/
運営母体
:
内閣総理大臣認証 非営利活動法人ライフモニュメント福祉事業団 TEL:080-5042-9948