■「逆上がり」は、こうすればできる!

1.もとになる動き

逆上がりの、もとになる動きは、以下の2つの運動が基本です。これが、出来ないと逆
上がりをマスターするのに、かなりの苦労が必要になります。
それどころか途中、嫌になって挫折し「鉄棒嫌い」になってしまう恐れがあります。そう
なりますと、生涯を通して運動嫌いになることもあるので、親御さんは「逆上がり」に対
して、もっと慎重に且つ勉強をする必要があるわけです。

しかし、子どもたちには難しいこの「逆上がり」をマスターことは、逆に、達成する喜び
を体験することになり、今後の勉強やスポーツに有意義に作用するのは明らかです。

 @持久懸垂

 あごを鉄棒より上になるようにして腕を曲げ、足を地面から離す。
 ※上腕の力をつけることにより、逆上がり初動時の身体引きつけを楽にする。

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・この状態で5秒以上できれば、腕の引きつけの力は万全です。

 A足抜き回り

 順手で鉄棒にぶら下がり、体をダンゴ虫のように丸めて、両足を鉄棒と両腕の間を通す。
 そのままの状態から元の状態に戻す。

 ※腹筋と背筋が鍛えられる。
  このことにより、逆上がりの中間動作であるお腹を鉄棒までひき付け、最終動作である
  鉄棒の上に身体を支持する体制を無理なく作ることができる。

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・この運動を5回連続で出来るようになれば、逆上がりの中盤以降の運動が備わります。

 


★公園鉄棒クラブ★

【実施概要】

 実施場所:等々力公園内 市民プール前公園広場
 実施日時:毎週日曜日 午後2時〜4時(雨天中止)
 指 導 者:松下正夫、タニミツ、小出五月
 運営母体:内閣総理大臣認証 非営利活動法人ライフモニュメント福祉事業団

【指導者の紹介】

 〓松下正夫〓

 地域の公園で、子ども達に「むかし遊び」を伝承する毎日。得に「風ゴマ」は松下正夫
 のオリジナルで人気が高い。鉄棒では、「蹴上がり」連続5回、鉄棒上身体水平、片手
 懸垂静止30秒など。『鉄棒爺さん』として有名なことから、読売新聞社主催 第3回
 ニューエルダーシチズン大賞にノミネートされる。別名、鉄棒爺さん(79歳)


 〓小出五月〓

 元教員で、子ども達の指導には定評がある。
 スポーツ万能で、護身道も身に付けており、筋力抜群の指導者である。
 別名、スパルタおじさん。(69歳)


 〓タニミツ〓

 健康長寿研究者として、152歳まで生きた「トーマス・パー」を研究している。
 全日本器械体操選手権 一般部に2年連続出場、川崎市では総合2位入賞の実績がある。
(56歳)

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