公園にある遊具の定番 「鉄棒」。しかしながら、余りに単純な構造なため遊ぶにしてもかなり難しい。お父さんも子供に教えたくても、逆上がり一つ出来ないありさまです。そんな状態では、子供も公園で遊ぶよりテレビゲームに走ってしまいます。![]() タニミツと鉄棒爺さんが2人で手を合わせ、休日の午後2時に必ず1ヶ所の公園で、鉄棒遊びをしていれば、遂には教えて欲しいという子供、大人が現れるはず。そうすれば、明るい未来を背負う健康な子供、そして目をさました大人が増える。 ![]() 「公園鉄棒クラブ」こそ、究極の基本的世直し運動なのである。 |
〓主な登場人物〓
【主人公】
鉄棒爺さん(82才)
各区の公園に現れては、飄々と鉄棒をして周る。
「手づくりコマ」などをポケットにしのばせ、逆上がりが出来た子供にプレゼントをする。
得に高津区の東名高速道架橋下の公園郡では、鉄棒カリスマ的存在。
●鉄棒爺さんの秘技 「親ツバメ」 ●天才少女 志帆ちゃん(3年生)
※ツバメは、背筋と腹筋が鍛えられ、プラス、平行感覚が必要です。
大人でも3ヶ月はかかるでしょう。
志帆ちゃんは、鉄棒爺さんの指導で、な、なんと1回で写真のように出来て
しまったのです。
【若作りカリスマ】
タニミツ(59才)
趣味が 「若作り」、人生152才まで生きようとマジ?に思っている。
尊敬する人物(伊達政宗)、大好物(お酒とピータン)。
●余裕の片手懸垂
【そのうち仲間に入る】
リハ爺さん(73才)
鉄棒爺さんと同じ時間帯で平行棒を中心にトレーニングしている。
肩を痛めていて、リハビリに平行棒の 「上振り」をしている。
口角泡を飛ばすトミーの哲学論議にうんざりし、トミーをうるさがっている。
●リハ爺さんの平行棒 「うわ振り」
【特別ゲスト】
アミノサプリ爺さん(85才)
元住吉の平和記念公園を中心に出没する。
鉄棒はもとより、ブランコの周りのポールを利用した、腕立て前方転回を得意とする。
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●アミノサプリ爺さんの鉄棒 「蹴上がり」
【緊急参戦】
スパルタおじさん(73才)
遥か彼方に 「教員」をしていたという、ヒゲのおじさん。
熱血指導に子ども達はメキメキ上達。
●スパルタおじさんの秘技 「熱血指導」
〓あらすじ〓
2002年9月12日に『若作りドウメイ』を立ち上げたタニミツ。 「若作り」こそ世の中を救う唯一の方法と信じ、50歳になったら全国を遊説して周ろうと計画を立てた。![]() 30歳〜40歳代の一般人を対象に 「若作りイベント」を実施して周る。感銘を受けた聴衆がその後30年をかけて 「若作り」に邁進する。かくして30年後は 「若作り爺さん」が公園でたむろするようになり、暇つぶしに子供達に遊びを教えるようになるのである。なんと素晴らしい計画ではないか・・・。 ![]() 成功させるには、トミーはカリスマになる必要がある。なにしろ突拍子もなく 「若作り」でなくてはならない。そのために50歳が26歳に見えるまで 「若作り」に励み、鉄棒の 「飛び乗り1回転ひねり」の技を身につけ、 「若作り」のカリスマになるべく日々公園でトレーニングをしていた。 ![]() しかし・・・、ハタと気がついた。・・26歳に見える若者(トミー)が 「飛び乗り1回転ひねり」をしたところで、筋肉番付の出たがり予備軍だろうぐらいにしか思われない・・・。・・・・・・。 ![]() 一時間悩み抜いた末、トミーは決断を下した。 「カリスマは諦めよう、公園のトレーニング仲間である鉄棒爺さんにカリスマを譲ることにしよう。」 公園では、鉄棒爺さんは人気がある。鉄棒の正式な技ではトミーに一日の長があるのだが、トミーは子供に人気がない。なぜなら、最近のガキは大人を大人と思わず、ため口で話しかけてくるからだ。 「パチパチ、、おじさん!もう1回やって〜!!」 「フザケルナ!おにーさんは、おまえのためにやってるんじゃないんだよ!」 逃げまどう子供・・・・。 「白鳥さん、最近の子供は実に遊びを知らないよ。たとえ教えてあげたとしても上手に遊べない。だいたい親が遊びをしらない、だらしない、どうにもならない、ブランコの周りを見てよ。なによこの汚さ、お菓子の箱、タバコの吸殻、ビニール袋、花火の燃えかす。こんなのは日本だけですよ。」 「まったくですね、公園鉄棒クラブはゴミ拾いもしましょうよ!」 |